キクイモ(菊芋)の効果・効能
キクイモ(菊芋)の特徴
菊芋(きくいも)は、キク科ヒマワリ属の多年草で菊に似た黄色い花を咲かせる事から名付けられ、第二次世界大戦中には加工用や食用として栽培されていました。しかし、菊芋(きくいも)はとても硬く調理するには難しい芋で、当時から『菊芋料理は力作業』と言われていたそうです。
菊芋は、デンプンを主体とするイモ類とは異なりデンプンをほとんど含まず、菊芋の60%はイヌリンという食物繊維です。イヌリンは天然のインスリンともいわれるほどで、特に糖が気になる方には菊芋が大変おすすめです。イヌリンはタマネギ、ニラ、ゴボウ、アザミなどのキク科の植物に多く含まれていますが、中でもこの菊芋(キクイモ)が最も多く含まれているのが特徴です。
キクイモ(菊芋)は糖質や脂肪の吸収を妨げる
キクイモ(菊芋)のイヌリンは糖の仲間ですが、極めて低カロリーで一緒に摂取した別の糖の吸収を阻害する力があるため、食べてもほとんど吸収されることはありません。 また、水溶性の食物繊維であるイヌリンは、胃腸を通過するときに水分を吸収してドロドロになり、腸内の糖を一緒に巻き込み体外へ持ち出してくれる働きがあるため、食後の血糖値の急上昇を防ぎ、結果的にインスリンの節約につながります。
キクイモ(菊芋)は天然のインスリン
血糖値が上昇すると、それを抑えるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されますが、血糖値が高い状態が続くと膵臓の働きが低下し、インスリンが分泌されにくくなり、糖尿病を発症します。 そこで、血糖値の急激な上昇を抑えるためにキクイモ(菊芋)のイヌリンを摂取するとインスリンはゆっくりと分泌されるようになります。その結果膵臓への負担が減って症状が改善されると報告されました! この作用があるため菊芋のイヌリンは「天然のインスリン」とも呼ばれています。
菊芋(きくいも)を調理して食べたり、菊芋健康食品を飲んだりして血糖値が下がった という報告が多々あります。当店の菊芋微粉末(サプリ)で糖尿病または糖尿病予備軍が少しでも楽しい食事ができればと思っております。